ゆるっと子育てをしている我々ですが、
そんなふうに思うことは多々あります。
そこで、1冊本でも読んでみようと手に取ったのはこちらです。
『カリスマ保育士てぃ先生の子育て◯✖️図鑑』
著者はてぃ先生。ご存知の方も多いかと思います!
この本を読んで子育てのモヤモヤ、不安が和らぎました。
実践してこれは共有しなければ!と思った点を共有します。
- 子育ての不安が和らぎます
- 言うことを聞いてくれない等の対処法がわかります
本の紹介
本書の構成ですが、
- 具体的な状況をマンガで紹介し次ページで詳しく解説
- 脳科学、心理学のエビデンスに基づいた方法を提案
- お手軽なスゴ技がまとめられている
初めから全て読む必要はないですし、自分が解決したいと思う項目から読んでも構わない本となっています。
冒頭で
子育てに◯と✖️、つまり絶対的な正解も不正解もないですよね。だって子どもは一人ひとり違うし、ご家庭の状況によっても変わるし、同じご家庭でもタイミングによって対応は変わりますよね。だから子育てに完ぺきなんてなくて、「絶対に、こうしなくてはいけない」「こうしないと、いい子育てにならない」ということはありません。
出典;カリスマ保育士てぃ先生の子育て◯✖️図鑑
決して各家庭の子育てを否定しない、家庭、タイミングによっても様々だ、という言葉で何か焦りと言いますか、モヤモヤが晴れた気がしました。
またその上で、
だって、世の中には「子育て法」って星の数ほどあって、どれだけ学んでもキリがありません。だからあんまり「正解を学ぼう」と考えるよりは、もっと単純に「うちの子がいちばん喜ぶのは、どれかな?」「どの対応が、自分を含めた家族みんな幸せかな?」っていう発想がの方がいいと思うんです。
出典;カリスマ保育士てぃ先生の子育て◯✖️図鑑
日々忙しく、子育てにかけられる時間が限られている、私たち。
その限られている時間をより密な時間に、そして家族みんなが楽しめるようにアドバイスしてくれる本となっています。
◯✖️という題名にしたのは、あえて、子育てに正解を求めている層にも届くように、そういった理由もあるのかな?なんて思っちゃいました。
実践してみて
紹介したい項目は沢山あるのですが、むらfamが困っていて、実践して即効果があった、と思う点を紹介させていただきます。
問題1.ご飯を食べてくれない
息子のrayは食事に興味がないのか、自分で食べようとしませんし、すぐに遊びたがります。
みなさんのお子様はどうですか?
私の姪っ子はrayと同じ3歳なのですが、バクバク集中して食べます。勿論自分で。
そんな姪っ子との比較、焦りから
何時も叱ってばかりでした…
そんな私に、てぃ先生はこうアドバイスします 。
✖️「やるべきこと指示する」
せっかくなら
◯ 「やるべきことを質問する」
確かに「宿題やりなさい」より「宿題いつから始める?」と聞かれた方が嫌な感じはしません。
「人に向かわされている」か「自分から向かっていく」では全く気持ちが違いますよね。
今まで私は息子に「命令」してきたんですね。
「指示、命令」によって何かが達成された時、喜ぶのは命令した側
実行した側ではない
反省しアドバイスを実践してみました。すると…
自分で宣言して取り組んでくれるようになったんです。
食べよう!と「指示」するよりも明らかに行動が変わりました。
また自分で考えて行動する子の共通点には日常生活の中で「指示・命令」ではなく「質問」をされてきたという点があるそうです。
質問を投げかけ、子供に考えてもらうことで「自ら動く力」を養えるということですね。
「指示、命令」より「質問」をされている子の方が脳の活動が高い
また自分で考えて行動する割合も高い
問題2.遊びを止めようとしない
悩まされている方も多いのではないでしょうか?
大好きなアニメもYouTubeも一度見始めるとなかなかやめてくれませんよね?
怒ってばっかりいる自分にも嫌になってきます。
そんな私に、てぃ先生はこうアドバイスします 。
✖️ 「置いていっちゃうからね!」と一方的に言う
どうせなら
◯ ・選択肢を与える
・あらかじめ先の見通しを持ってもらう
・ポジティブな言葉に言い換える
「置いていくからね!」これは子どもにはよくない言葉だそうです。
「脅し」言葉ですし、言われて不安・恐怖を感じるのもわかる気がします。
「置いていくからね!」と言いつつ置いていかない。
これは矛盾しており、子どもは混乱もするそう。
「こういった状況が続くと、自己肯定感や思考力が下がったり、人を信用しなくなったり、自分の気持ちを表現できなくなるなど、数えきれないほどの悪影響が出る可能性があります。」
出典;カリスマ保育士てぃ先生の子育て◯✖️図鑑
「脅し」による子育ては子どもの心に傷を残す、「怒られたからやる」は続かない
毎日「脅し」ていたんだな、と猛省しアドバイスを実行しました。
びっくりするほどの変化です。
困っている皆さんに是非とも実行してもらいたいアドバイスです。
大人にも予定があるように、子どもにも心のうちに予定を持っている
問題3.いうことを聞かない(無視)
そして最後は「聞く耳もたない」問題です。
都合の悪いことを言うと、耳栓してんのか?と言うほど無反応、完全に無視です。
終いには
夫婦の会話を聞いていたんですね。
ほんっとに悩まされます。
そんな私に、てぃ先生はこうアドバイスします 。
✖️ よくないところだけを指摘する
せっかくなら
◯ いいところを認めてから叱る
子どもは叱られる前に叱られるのはわかっており、耳を塞ぎたくなるそう。
特に日頃から叱られている子はそうなりやすいとの事で、せっかく注意しても効果が薄くなります。
精神的に塞いでいる耳を開くには、直前に行っていることを褒めることが効果的とのアドバイスを実践です。
これも劇的な変化です。
是非皆さんに試してほしい!
本当にためになるアドバイスでした。
叱る時は、まず耳を開いた状態を作ることが大切
まとめ
本書はエビデンスに基づき、そして効果が実感できるアドバイスが豊富に記載されています。
「ハッ!」とさせられる気付きがありますし、すぐ実行できるものばかりなので、即効果を実感できるでと思います。
是非一度手に取ってみてください。
子どもが伸びるスゴ技大全 カリスマ保育士てぃ先生の子育て〇×図鑑 [ てぃ先生 ] 価格:1,430円 |
むらfamの子育てバイブルの一つになりました。